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Q. キャスティングスクールで使用するタックルは、どういうものが良いですか?
A. これから、キャスティングを学んでいきたいという方は、フライラインの負荷がロッドに乗っている状態(ローディング)が判りやすい番手を選ばれることをお薦めします。
標準的な筋力の成人男性では、6番の9フィートがお薦めです。
軽すぎる番手ではロッドへのライン負荷が判りづらく、また重すぎる番手では正しいキャスティングフォームが身に付きにくいと思います。
ロッドアクションは好みもありますが、ファストからミディアムファストアクションで反発力の比較的高いロッドが良いでしょう。
これらのロッドは、キャスティングレンジに応じてティップから曲がり始めるので、ループが作り易く、フライキャスティングを上達するうえで重要となるラインを弾いてループを作る感覚が、初心者でも身に付けやすいと思います。
フライラインに関しましては、これから揃えられるようでしたら、ループの形状が視認しやすいオレンジ色のウエイトフォワード(WF)ラインをお薦めします。
(チャートリュースやミントグリーンなどの明るい色のラインは、キャスティング練習の際は意外とループが見えづらいものです)
リールはラインの巻き癖がつきにくいラージアバー型が良いでしょう。
当スクールに参加していただきましたら、昼からの自由練習ではインストラクターの使用するタックルも色々と試投できますので参考にしてください。
by インストラクターM