Good Loops Fly Casting School

関西在住のFFI(FLY FISHERS INTERNATIONAL)公認インストラクター(CI)によるフライキャスティングスクールです。 私たちは、フライフィシッシングにおけるキャスティングの楽しさや面白さをよりいっそう深めるためのお手伝いをさせていただきます。

Q&A ロッドやラインの番手ってなんですか?

Q.  ロッドやラインの番手ってなんですか?


A. ロッド/ラインの番手は、主に対象魚、フライのサイズや重さ、ロケーション(淡水、海水等)、飛距離、風などの用途や状況によって選びます。
フライラインは、AFTMA(※1)の規格によって、フローティング、シンキングなどのタイプを問わず先端から30フィート(約9m)の重さ(グレイン)によって番手が分けられています。
フライロッドも一般的には1〜16番程度の番手が設けられており、フライラインの番手と合わせることでバランス良くキャスト出来るように設計されています。
   

ロッド/ラインの番手は小さいほど軽くなり、1〜4番の低番手は一般的には小さな川のトラウト向きで、小さなフライと細いリーダー・ティペットで繊細なプレゼンテーションが可能です。
反面、ロングキャストや風には弱くなります。
5〜7番は、低番手に比べ繊細さは劣りますが、より大きなフライが扱えロングキャストができ、風のなかでも幾分はキャストしやすくなります。大きな川のトラウトで使用することが多い番手です。
8〜10番は、ロングキャスト、大きいフライ、風のなかでもさらにキャストしやすくなり、
湖、バス、ソルトウォーターの基本的なロッドです。
11番以上は、大きな魚とファイトするためのものです。さらに大きなフライが扱うことができ、風にも強くなりますが、ロッドでは大きな魚をボートに寄せるリフティングパワーが、ラインでは引張強度も重要視されています。

  
(※1)AFTMA(American Fishing Tackle Manufacturers Association)全米釣具製造組合の略

インストラクターW&U